29BYから、赤ラベルは岡山産雄町を原料に変更。その雄町を55%まで磨いた贅沢な純米新酒を、槽場で直詰めした無濾過生原酒。
今年の赤ラベルは初めての雄町ということで、米の溶けが早くつくりに苦労したようだ。そのせいなのか原酒ながらアルコール分も低めで甘みもかなり感じられる・
香りは高く、甘い醪の香りが芳しい。
口に含むと少しガス感を感じさせながら、軟らかい酸味と甘みが口いっぱいに広がる。
先に行ったように、去年よりぐっと甘みがなした。この方が鳴海らしいとも言える。
甘口ながら酒中に含まれるガス感のシュワシュワ感で後口は爽やかだ。
原酒だがアルコール度はさほど高くないので、軽やかに飲める。その上甘くて非常に飲み口がよい。クイクイいくらでも飲める感じだ。
最近は辛口に振った酒が多いのでこういう酒は実に新鮮!初めての雄町も旨くこなしたと言える。
酒本来の旨さが引き立つ。売れているのも納得できる良酒です♪