君津市の久留里の里は、町中のそこかしこに清水が湧き出る井戸がある名水の里として知られています。この名水ぶりは「千葉の名水百選」にもなっているほど。
したがってその名水を仕込み水にしようと、千葉県内でも屈指の酒蔵の集まっている地区で、この小さな街になんと五つも造り酒屋があるのです。
その中でも須藤本家は千葉有数のアイデアマン。日本酒蔵で有りながらいち早く本格焼酎造りに参入。ウイスキーが注目を浴びると、県内で唯一の地ウイスキー造りにも取り組んで人気を博しています。これも久留里の名水会ってこそ…その効果はもちろん日本酒にも生かされています。
今からもう20年以上前にこの蔵の純米吟醸を呑んだとき、その美味しさに驚きました。千葉にこんな旨い酒が有るのか!?と…まったく全国の銘酒に引けを取らないと感じたモノです。
しかし世の中は美味しいだけで売れるとは限りません。今回この酒にもう一度向き合い、さらに皆様に知っていただきたいと、当店オリジナルのラベルデザインと、特別に選りすぐったいいとこ取りの生原酒を詰め込みました!