日本酒は通常、黄麹で麹をつくり酒母や掛け麹に用いますが、これを焼酎に使われる「白麹」で仕込んだらどうなるだろう?新たな挑戦の始まりです。
通常黄麹仕込みではアミノ酸が多く産出され旨味の素になりますが、「白麹」では極めて高いクエン酸が多く産出されます。クエン酸は梅干しやレモンに多く含まれる酸味で、酸っぱいと感じる素です。これが従来の日本酒には合いませんでしたが。最新の酵母との組み合わせ、食生活の変化で市場に受け入れられる用になりました。
従来の日本酒にはないシャープなキレ! まるで柑橘系の果汁のようにジューシーな舌触りとあふれる酸味&苦味
!口当たりはとっても軽快なのに、薄味でなくリッチなのど越し・・・ロックで飲んでも薄く感じません。
日本酒がついに日本酒の枠を飛び出しました。鳥のように自由に、固定観念にとらわれないお酒の誕生です。
※本格焼酎の麹には白麹などが用いられますが、蒸留することでクエン酸成分などはほとんど残りません。
クエン酸は焼酎では味の期待からではなく、醪の腐敗防止のために用いられます。