【販売期間】R01BY(令和元年醸造年)/12月上旬~千葉県産の食用米「ふさこがね」を原料とした純米大吟醸酒。50%まで磨き込んだ「ふさおとめ」をタンクから直にボトリングした直詰めしたお酒は、炭酸ガスをたっぷり含んで最近の流行となっている。
この「直汲み」も、香りも甘くフレッシュ!グラスに注ぐと軽く泡立ちが見られる。
口に含むと、いっそうシュワシュワ感は強く感じられ、最初に米のエキス分たっぷりの甘みが襲ってくる。
舌に滑らすと甘みは消え、辛味と苦味が舌の部位によって交互にまたまた襲ってくる。
けっこう、味の多い酒。口の中を進む経過によってガラリと姿を変える七色仮面のようだ。
最後はスッキリとキレていく・・・ガス感が無くなったらお燗でも楽しめそう。
なかなか愉快な酒でした。