酒米・雄町を系統とし、絶滅の危機に瀕しながらも、奇跡的に長らえ現代に復活。酒米としてその資質の高さと生産量の少ないことによる希少さから「酒米のダイヤモンド」と称される『愛山』
その愛山を原料に醸した純米吟醸の搾りたて生酒です。精米歩合を50%、アルコール度は17度で、昨今の酒としては高アルコールのどっしりとしたお酒に仕上がっています。
なぜか今まで愛山で本当に美味しい酒には出会えていませんでした。ちょっと自分のイメージ過多だったせいかもしれません…
しかしこの酒は違います。メロンのような甘い香りと、口に含んだときも香りの印象そのままに、濃醇な甘さとしっかりとしたアルコール感。苦みや酸味のバランス。ガス感も含んだフレッシュでありながら、実に奥深い複雑な味わいに仕上がりました!
サッパリとした夏酒ではありませんが、超硬水の仕込み水の発酵力の力強さを体現できる、甘み主体だけど本物の男酒、っといえる仕上がりです。
因みに今回のi240愛山に限っては、その味わいを証言するために「当店オリジナルラベル」で販売しております。