今まで国産ウイスキーといえば、サントリー、ニッカ、キリンがほとんどで、その他いくつか地ウイスキーが存在していました。ところが昨今、地ビール(クラフトビール)から始まってクラフトワインが小さな醸造所で造られるようになり、ウイスキーブームの中「イチローモルト」のようなクラフトウイスキーが注目されるようになってきました。
これは消費の多様化でもっと珍しい物が飲みたい。他人とは違う物が飲みたい、という願望と、それを表現する場「SNS」というメディアが広まったのと、醸造への参入の敷居が下がったおかげで、どんどんそういう流れが生まれています。
そしていよいよ千葉初のウイスキーが誕生しました。
須藤本家は千葉のへそ当たり、久留里にある歴史のある清酒蔵です。
久留里には平成の名水100選に選ばれた「生きた水・久留里」という滋味あふれる豊かな水があるため、須藤本家も長年日本酒に慈しみ、銘酒を生み出してみました。
しかし、長く日本酒業界は低迷を続け、また本格焼酎ブームなど酒造りの安泰とは行かなくなってきました。
そこで須藤社長は県内ではいち早く本格焼酎に参入。酒造り見学も出来き、日本酒も焼酎も効率的に出来る新醸造所を新造。保守的な業界の中、将来を見据えた機転の早さが際立っています。
現在では自社製品以外に、地場農産物を原料とした地域振興商品の開発や各種OEM商品の受注など、県内一の焼酎メーカーとなっています。
しかし焼酎ブームも一段落・・・須藤社長は次の仕掛け、ウイスキーへの参入を決意しました。
須藤本家には焼酎を醸造し、蒸留酒のノウハウは積み重ねてきました。しかし、ウイスキーはまた全く違う世界です。
またウイスキーは商品になるには時間が掛かります。資金繰りも考えなければいけません。先行するメーカーなどから技術支援を受けながら、アメリカより貯蔵用のシェリー樽を購入。
三年にわたる試行錯誤の末、ついにグレンモルトウイスキー「房総ウイスキー」が誕生しました。
房総ウイスキーは自社製モルトウィスキーと英国産のスコッチ(グレン)ウイスキーともブレンドで、スモーキーさより日本人好みの甘い香りのフレーバーが特徴で、滑らかな口当たりで水割りでもロックでも楽しめ、リーズナブルな価格に抑えました。
須藤社長の最初の挑戦は形となりました。しかしまだまだ一年目です。ウイスキー造りは始まったばかりです。これから5年、10年、30年と受け繋いで初めてウイスキーと言えるでしょう。それは日本酒造りがそうであったように・・・
一年目のウイスキーはまだまだ未熟です。しかし未来に続く無限の可能性があります。まずは、この誕生を祝いましょう。
千葉で初めての地ウイスキーの誕生です。
3年熟成させた自社製モルトウィスキーと輸入グレンウイスキーのブレンドウィスキー/グレンモルトです。
日本人の味覚に合わせて、スモーキーさより甘く華やかな香りに仕上げました。滑らかな口当たりが特徴で、ロックでも水割り、ハイボールでも楽しめます。
価格も値下げ!化粧箱入りも選べるようになりました。 |
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