寿萬亀の新シリーズ・海の三部作として発売された内のひとつ。
新シリーズは、熟成酒の「金波銀波」、吟醸の「千尋の海」、そしてこの「碧海」からなり、シリーズの中での上下間はなくそれぞれ異なった酒質を持つ。
碧海は千葉県産の酒造好適米を60%精米した純米吟醸酒で、香りは甘く華やかでフルーツのような心地よさ。
味わいは酸が少なめで第一印象はとっても軽やか。淡麗辛口の姿を感じさせるが、舌を通過し終わる頃からどんどんと果実味が増してきて、とってもジューシ-な味わいです。この酒質は純米のひやおろしとも共通する傾向で、亀田酒造の純米系に通した蔵癖なのかもしれない。
決して甘いという訳ではないんですが、果実感があって果実の甘さを感じます。こんなお酒はあまりないので、大事にして欲しいですね♪