初登場の愛山の直汲みです!愛山は1949年に兵庫県で育成されました。両親は愛船117と山雄67。この親の名を一文字ずつとって「愛山」と名付けられました。愛舟の親は愛知三河錦4号と舟木雄町。山雄の親は山田錦と雄町という酒米のサラブレッドの血筋です。
晩生で、山田錦以上の千粒重(28.3g)を持つため、倒伏しやすく栽培もたいへんな米です。栽培が難しいこともあり、生産する農家も少なかったのですが、心白発現率は山田錦よりも高く、心白が非常に大きいなど非常に酒造り適しているため最近見直されてきました。しかし高価なことと、造りも繊細さが求められるため、まだまだ少数派です。
高価な愛山原料なのでちょっと値は張りますが、それ以上の価値はあるんじゃないですか。 ゆったりとした甘さと酸味のコントラスト!弱いけど感じる直汲みのシュワッとガス感。爽やかさの中にも濃醇な味わいがしっかりと感じられます。
福祝らしく本当に美味しいです!今年の夏のスマッシュヒット!ぜひ!!
※今年から福祝では、データにより酒質の先入観をもたれないために、『日本酒度・酸度』は未公開としております。 様々なデータから酒質の予想は出来ますが、必ずしも一致するわけではございません。先入観無しでお飲みいただき、お楽しみいただくことを推奨致します。 |